猫の体の最近のブログ記事

昨年末から急に寒くなった頃から、心臓病を患ったペットのご来院が増えてきました。

寒さが血液の流れに悪影響をることが、心臓に不調を持っていたペットに心不全を発症させてしまうのです!

 胸のレントゲン写真、心臓のエコー検査、血液検査などの結果をもとに治療を行います。

特に心臓のエコー検査はとても大切な検査の一つです。

・弁膜がスムースに開かなくなり血液の流れが悪くなっていないか?

・弁膜がすきまなく閉じなくなり血液が逆流していないか?

・心臓の周りに液体が溜まって心臓の動きが悪くなっていないか?

・心臓に出来物が出来ていないか?

などの様々な情報を得ることが出来ます。

 

心臓病を患っているペット、検診で心臓の雑音が発見されたペット、運動時などに疲れやすいなどの症状があるペット、ご来院時に御相談ください。

早期発見、早期治療が大切です!

 

「発情していたので妊娠したかも?」

猫の妊娠検査にいらっしゃいました。

お腹の中をエコー検査してみるHIと・・・

直径約10mmの子宮の中に約4mmの胎児が見えます。

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さらに詳しく、胎児の心臓の動きを観察してみると・・・

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カラードプラ検査で、胎児の心臓の中の血流が赤青に色が付いて見えます。

胎児を包んでいる胎盤の中の血液の流れも赤青に色が付いて見えます。

約4mmの胎児の体の中の心臓が、力強く脈打っているのがよくわかります。

生命の力強さを感じる瞬間です。

超音波検査機器を「HI VISION AVIUS」という高性能な機種に変更したことで、さらに精密な検査ができるようになりました。

せとだ動物病院では、小さな体の中を検査することが出来る超音波検査機器が、循環器・腫瘍など、多くの病気の検査で日常診療に活躍しています。

 

体のあちこちが脱毛し始め、次第に広がった猫から採取したフケの付着した毛に特殊な光を当てた写真です。写真中央部付近に青白く光っている所が糸状菌に感染した部分です。

飲み薬と付け薬を併用することで治療します。

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猫が最近よく吐いていましたが、嘔吐物の中に血液が見られるようになり、来院されました。

内視鏡検査を行って観ると、胃の中に潰瘍が数か所あり、そこからの出血であることが分りました。

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食事の変更と薬を使った治療ですぐに良くなりました。

犬や 猫も,膀胱に石が出来る病気があります。

原因は、食事や体の中の代謝異常などさまざまです。

超音波検査、レントゲン検査、血液検査、尿検査を組み合わせて総合的な検査結果から診断をします。

治療は、処方食を利用して膀胱の中の石を溶かしたり、手術を行い膀胱内の結石を取り出します。

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予防は、基本的には処方食を用いた食事療法を中心として水分の摂取を促してあげることが基本です。

マダニは、犬や猫の皮膚の表面に寄生して、血液を吸う寄生虫です。

これからの季節は、草の中に入った後にペットの体に寄生していないか検査してあげましょう。

マダニは、バベシアという伝染病を媒介することがありますので、予防をしてあげることも大切です。

有効な予防方法については、ご相談ください!

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おなかが大きくなった猫が来院されました。

超音波検査、レントゲン検査などを行い詳しく調べていると、二つある腎臓のうち一つが大きくはれて、おなかの中にあるほかの臓器を圧迫していることがわかりました。

無事に手術を終え、とりだした腎臓とツーショット!

身軽に元気になりました。 2000-0051.JPG

以前からよく嘔吐をする猫なのですが、突然血を吐きましたと来院されました。

内視鏡検査をしてみると、胃の中の食道付近に多数の潰瘍があり、そこからの出血と分りました。

投薬治療と、食事療法でよくなりました。

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2012年4月

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