犬の体の最近のブログ記事

今年は昨年と比べて「マダニ・ノミ」のペットへの寄生が多く見られます。
しっかりと「予防・駆除」を行いましょう。

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今年の夏は犬や猫の皮膚にマダニの寄生が多く見られます。
適切な予防、処置につきましてはご相談ください。
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「秋頃から夜から朝にかけて咳が出ます」という症状で小型犬がいらっしゃいました。

胸のレントゲン写真で心臓の肥大、軽い排水腫が有りました。

エコー検査で心臓を詳しく調べてみると左心室と左心房の間にある僧帽弁が閉じたときにすきまが出来て血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」とわかりました。

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治療の結果、とても症状は良くなりましたが、継続した治療が必要です!

ペットの様子を観察しみてあげましょう。運動時に疲れやすくなったり、夜間に呼吸の異常や咳が有るようでしたらご相談ください。

昨年末から急に寒くなった頃から、心臓病を患ったペットのご来院が増えてきました。

寒さが血液の流れに悪影響をることが、心臓に不調を持っていたペットに心不全を発症させてしまうのです!

 胸のレントゲン写真、心臓のエコー検査、血液検査などの結果をもとに治療を行います。

特に心臓のエコー検査はとても大切な検査の一つです。

・弁膜がスムースに開かなくなり血液の流れが悪くなっていないか?

・弁膜がすきまなく閉じなくなり血液が逆流していないか?

・心臓の周りに液体が溜まって心臓の動きが悪くなっていないか?

・心臓に出来物が出来ていないか?

などの様々な情報を得ることが出来ます。

 

心臓病を患っているペット、検診で心臓の雑音が発見されたペット、運動時などに疲れやすいなどの症状があるペット、ご来院時に御相談ください。

早期発見、早期治療が大切です!

 

〇月△日

超小型犬のの〇〇君

「喉を苦しそうに痛がり何かを吐きたそうにするけれど、吐く事も出来ずに水も飲めません・・・」

「症状が出る直前まで板状のガムを食べていたのでそれが喉に引っかかっていないでしょうか?」

ペットの症状を詳しく説明してくださる飼い主さんも、今までに見とことがないペットの表情にとても心配そうです。

来院後しばらくすると苦しそうにする症状が治まりましたが、原因をしっかりと調べるため全身麻酔を施し、内視鏡で詳しく検査をしてみると・・・!

 赤色と白色の板状の物体が胃の中に存在しているのが分ります。

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内視鏡のカンシを使い無事に摘出しました。

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摘出した物は、赤いほうが、錠剤のヒートシート、白っぽい板状のものがガムでした。

はっきりと原因が分り、無事に取り出すことが出来て良かったね!

 

〇月△日

元気いっぱい&食欲いっぱいの犬の〇〇ちゃん。

「残飯を荒らして何かを飲み込んだのですが・・・!」

とても心配をしている飼い主さんと話し合いの結果、確認のため全身麻酔を施し内視鏡検査をすることにいたしました。

すると、胃の中に・・・、いろいろと何かあります・・・。

緑色をした丸い物体が多数・・・

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その奥にはフワッとした少し大きな塊が・・・

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取り出してみると・・・

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「桃の種」と「枝豆」の様です。

十二指腸の中も念のために観察。

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異常なし!

これで安心。

でも、また食べられないように注意をしてあげないと・・・

〇月△日

元気盛りの犬の〇〇ちゃん。

「吐き気が止まらなくなり、お水を飲んでも吐いてしまいます」心配そうな飼い主さんの説明です。

お腹を触診してみると・・・堅い何かが・・・

エコー検査をしてみると・・・表面がつるりとしたまるっぽい何かが・・・

(黄色の円の中です)

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飼い主さんと相談の結果、開腹手術となりました。

小腸の中で楕円形をした物体が詰まってるので、小腸を切開して摘出しました。

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何と摘出した物体は「どんぐり」でした。

飼い主さんにも心当たりがないそうですが・・・

後日、公園のお散歩コースに「どんぐり」が落ちているのを発見されたそうです。

 

 

〇月△日

ミニチュアダックスフンドの〇〇くんが、「今朝からおしっこが出なくなりました。」という理由で来院されました。

エコー検査で、膀胱内に石を発見!

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さらに検査を進めていくと尿道内にも石を発見!

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尿道内の石は連なってつまってしまい、管を使い膀胱内に押し戻すこともできません。

緊急手術を行い膀胱内の結石と、尿道内の結石を取り出しました。

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膀胱結石や尿道結石ができるペットは食事管理を行う事で尿道結石の予防を行う事が一般的です!

〇月△日

柴犬の〇〇君が「元気がだんだんと悪くなっているのですが」との理由で来院されました。

検査を進めていくと・・・

聴診で心臓から雑音が聞こえ・・・

血液検査の結果フィラリア陽性反応が・・・「C」の横に青線、「T」の横に赤線

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心エコー検査で左心房内にフィラリア虫体の影が・・・ 

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手術を行い7匹のフィラリア成虫を摘出。

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たまたまフィラリア予防を忘れてしまったために感染したフィラリアでした!

フィラリア予防は毎年欠かさず実施してあげることが大切です!

ワンちゃんがフィラリア予防のため来院されました。

ここ2年間フィラリアの予防をしていませんでしたとのことです!

血液検査をしてみると、陽性反応が出ました。

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詳しく調べるために心エコー検査をしてみると・・・

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心臓から肺へ行く血管である肺動脈の中にフィラリア成虫が寄生していることが分りました。

フィラリアが寄生しないようにするためには確実な予防方法で予防してあげることが大切です!

 

2012年8月

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