犬の体の最近のブログ記事
昨年末から急に寒くなった頃から、心臓病を患ったペットのご来院が増えてきました。
寒さが血液の流れに悪影響をることが、心臓に不調を持っていたペットに心不全を発症させてしまうのです!
胸のレントゲン写真、心臓のエコー検査、血液検査などの結果をもとに治療を行います。
特に心臓のエコー検査はとても大切な検査の一つです。
・弁膜がスムースに開かなくなり血液の流れが悪くなっていないか?
・弁膜がすきまなく閉じなくなり血液が逆流していないか?
・心臓の周りに液体が溜まって心臓の動きが悪くなっていないか?
・心臓に出来物が出来ていないか?
などの様々な情報を得ることが出来ます。
心臓病を患っているペット、検診で心臓の雑音が発見されたペット、運動時などに疲れやすいなどの症状があるペット、ご来院時に御相談ください。
早期発見、早期治療が大切です!
〇月△日
超小型犬のの〇〇君
「喉を苦しそうに痛がり何かを吐きたそうにするけれど、吐く事も出来ずに水も飲めません・・・」
「症状が出る直前まで板状のガムを食べていたのでそれが喉に引っかかっていないでしょうか?」
ペットの症状を詳しく説明してくださる飼い主さんも、今までに見とことがないペットの表情にとても心配そうです。
来院後しばらくすると苦しそうにする症状が治まりましたが、原因をしっかりと調べるため全身麻酔を施し、内視鏡で詳しく検査をしてみると・・・!
赤色と白色の板状の物体が胃の中に存在しているのが分ります。
内視鏡のカンシを使い無事に摘出しました。
摘出した物は、赤いほうが、錠剤のヒートシート、白っぽい板状のものがガムでした。
はっきりと原因が分り、無事に取り出すことが出来て良かったね!



